会社メンバーと共に駅伝大会に出場

自身もランナーであり、フルマラソンの自己ベスト更新を目標に日々トレーニングを積むORPHE TRACKプロダクトマネージャーの平野に今回インタビューを実施した。

ランニングを仕事にしたいと思ったきっかけ

ORPHE Journal(以下OJ): 本日はインタビューよろしくお願いします。まず自己紹介をお願いします。

平野:大学卒業後、大手IT企業にて8年間、SEとして社内システムのプロジェクトに多く携わっていました。その後、大学時代の友人の立ち上げた会社で創業メンバーとして、マラソン大会の企画・運営をやっていました。その経験をもとに独立し、ランナー向けSNSの運用、マラソン大会エントリーサイトの企画・運営の責任者、営業責任者を経て、2019年11月にnnfにジョインしました。

OJ:SEだった8年間以外は一貫してランニングに関する仕事を経験されているようですね。

平野:はい。中学生の頃は陸上部に所属しており、県大会で1位になったこともあります。部活としてやっていたのは中学生の時だけでしたが、それ以降もずっとランニングは続けていました。

ランニングを仕事にしたいと思ったのは自身が立ち上げたランニングサークルがきっかけでした。
今ここに至っているのはランニングサークルの存在が大きいので、詳しくお話できればと思います。

大学生の頃、友人に誘われて駅伝大会に出場したのですが、チーム一丸となって一本のタスキをつなぐ駅伝の魅力にはまりました。それまでは1人で走ることが多かったので、達成感を共有できるということは自分の中で価値観が大きく変わった転換点だったと思います。

自分も仲間を作って駅伝大会に出場したい、その思いからサークルを立ち上げました。まずは4人集まれば駅伝に出場できるのでそれを目標にしていましたが、東京マラソンの開催が決まったタイミングでサークルメンバーも一気に増えました。駅伝大会にも100名近くで参加するほどの規模になり、その頃には駅伝の楽しさを多くの人たちに知ってもらいたいと考えるようになりました。

2011年に自分たちで駅伝大会を立ち上げ、第1回大会を大井ふ頭陸中央海浜公園で行いました。
チラシを作ったり、スポンサーを集めたり、計測会社とのやりとり、ボランティアスタッフへの研修など、もちろん業務外で行いました。
仕事との両立は大変でしたが、大会当日2000名以上の参加者が集まり、楽しそうに走ってタスキをつなぐ姿を見た時に、これまでで一番充実した気持ちになりました。

駅伝に参加したいとの思いから立ち上げたサークルが、駅伝を自分たちで主催するまでになれたことは、もちろん自分だけの力ではなく支えてくれたメンバーがいたからこそです。
この時に自分の好きなランニングを仕事にして、多くのランナーを笑顔にしたいと思うようになりました。

第1回目の駅伝大会の際、大学の同級生に会場の手配等を手伝ってもらい、それがきっかけで一緒にスポーツビジネスの仕事をすることになりました。そこからランニングに携わる仕事がはじまりました。

ランニングを仕事にして感じたこと

ORPHE TRACK体験イベント

OJ:実際にランニングのお仕事はどういうことをされてきたのですか?

大会の企画・運営、ランナー向けSNSのサービス企画・運用、マラソン大会エントリーサイトのサービス企画・運用・営業といったことをやってきました。
自分の中で一番思い出に残っているのは大会の企画・運営です。

大会会場、設営会社、記録計測会社との調整、スポンサー獲得のための営業、大会サイトの作成、マニュアル作成・スタッフへの指導、そして大会当日の運営と全ての業務を一人でこなしました。
レンタカーをかりて大会会場付近に大会の告知看板を設置にいったり、ランナーの参加賞を運んだりと自分たちでやった方がコストがかからないことは全てやりました。

大会運営の中で一番大変なのが、やはり大会当日です。時間通りにスタートしなければなりませんし、記録の計測ができていなかったということはあってはなりません。
常に緊張の糸が張り詰めた状況でした。
発電機に使うガソリンの残量チェックを忘れていたため、途中で発電機が使えなくなりそう、つまり記録計測ができないかもしれないという事態が発生したときには本当に青ざめました。
急いで近くのガソリンスタンドに購入しにいったことは今でも鮮明に覚えています。

そんな緊迫した状況においても、参加者のみなさんが楽しそうに走っている姿、仲間と一緒にゴールする瞬間をみると、大会を開催して良かったと感じました。
大会が無事に終わった時の達成感・高揚感は何事にも変えがたいものがありました。

ORPHE Journal 編集部

ORPHE Journalは「足元から世界を変える」をミッションに活動する日本発のスタートアップno new folk studioが運営しています。ランニングのハウツーからシューズの開発秘話まで、地に足の着いた情報を発信します。